認定プロセスに興味をお持ちの方へ

NVCセンター(CNVC)は、世界人口の重要な割合の人たちがNVCを用いて平和的に対立を解決するというビジョンを掲げています。適性を持つトレーナーの強力なコミュニティは、この目標の実現に重要な役割を果たします。

CNVCは、認定プロセスについて2つの長期目標を掲げています:

・ CNVC のビジョンを実現するためにCNVC と協力することを望むトレーナーのコミュニティをつくる。
・ NVCのプロセスの一貫性が維持・保護される方法で、将来世代がNVCを伝えらるようにする。

認定プロセスは、トレーナー候補生が、CNVC とのつながり、ビジョンへの貢献、信頼性、相互支援、個人の成長といった目標に到達することの支援につながります。

CNVCは、認定資格を提供するにあたり、独自の視点を持っています。CNVCにとって認定とは、新しい仲間がコミュニティに加わることを確認し、祝福するものです。卒業証書のような永続的な資格ではなく、有効性を維持するために毎年更新する必要があります。つまり、組織へのコミットメントを毎年更新するものです。

CNVCのWebサイトより

認定トレーナーを目指す方にとってもそうでない方にとっても、認定プロセスにおいて求められる学びを知ることは、NVCの精神性や実践を深める上で非常に意義深いものと言えます。私たちNVC大学のメンバーは全員が認定プロセスを歩んだ経験を持ち、CNVCや世界各地のCNVC認定トレーナーとの協力関係を持ちながら、現在も学びや実践を深めています。認定プロセスにおいても大切にされている点を踏まえて提供している私たちのプログラムが、皆さんの学びの旅路に役立つものであることを願っています。

* 認定プロセスはCNVCが提供するものであり、NVC大学はNVCの認定機関ではないことをご了承ください。

NVCを伝えるにあたってのガイドライン

CNVCの認定制度はいわゆる「資格」とは異なるものです。NVCを「非認定トレーナー」として伝えることも奨励されています。NVCを伝えるにあたってのCNVCによるガイドラインは以下のリンク先をご覧ください。

NVCをシェアするにあたってのガイドライン
https://nvc-japan.net/nvc/guidelines-for-sharing-nvc/

認定トレーナーになるためには、まずは「非認定トレーナー」としてNVCを伝える経験を持つことが期待されています。NVCを伝える際には上記のガイドラインをお役立てください。

CPPを読む

認定プロセスに関心がある方は、まずは以下のリンク先より「認定準備パケット(通称 CPP)」の日本語訳をご覧ください。CPPには認定プロセスを進めるにあたって必要な要件が紹介されています。CPPを熟読することは、認定プロセスに入りたいかどうかの動機をはかるよい機会となります。

ポートフォリオを作成する
(3〜5年かけて準備します)

ポッドで学びをサポートし合う

昨今、NVCの認定プロセスにおいて奨励されているのが、「ポッド」という小グループによるプロセスです。ポッドとは6~12人ぐらいで構成される、学びをサポートしあうグループで、認定プロセスに関心を持つ人たちが自発的に形成するものです。ポッドのしくみは、NVCの学びの上で大切にされているPower Withな関係性をつくる実践の場としてもとても価値のあるものです。ポッドでの学びを始めたい場合は、認定候補生に相談するなどして既存のポッドに含めてもらったり、志をともにする仲間を集めてポッドを自らポッドを形成するなどの方法があります。

* NVC大学の提供する「NVCセルフ・リーダーシップ年間プログラム(通称:SLP)」は、ポッドシステムで奨励されているような「コミュニティを通じた学び」に重きをおいたデザインとなっています。SLP修了生の間でも、いくつかのポッドが生まれています。

CPPに書かれている問いと探求ポイント

CPPに書かれている問いと探求ポイントだけを集めた表があります。

問いや探求ポイントを探したり、自分の記録をつけるためにご利用ください。

*自分のGoogle Driveにコピーを作成するかPCにダウンロードして使ってください